チラカリブログ

歯列矯正をしたい大人のアレコレ

HOME

親知らず抜歯/手術編

 

f:id:nonoino:20220713165047p:image

 

 

15時からの予定で、私がその日3件目の抜歯。2人目の人が20分くらい早く呼ばれて行ったので多分私も早まるかなとは思ってたけどまさかの1時間繰り上げになって、「…なのであと10分後に出発したいのでパジャマ着替えて着圧ソックス履いて待っててくださいね~」って急に言われた。こっ…心の準備タイムは無いのか…!

 

とは言え特に緊張していたわけでも無いので、看護師さんが迎えに来てくれて手術室コーナーまで二人で歩いて行ったときも「緊張してますか?」って言われて「お腹すきました…」って答えるくらいの余裕はあった。手術室コーナー手前で手術の助手さん的な服装の2人に身柄を引き渡されて、2人と同じく頭にネットを被って3人で並んで歩いてった。お兄さんが「今工事中で~。ちょっと色々散らかってるんで気をつけて「ガシャンっ!」」ってお姉さんの方が何やら通路に沢山あった器具に足を引っかけた。思わず「だ、大丈夫ですか!」って聞いたら「どっちが看護される側か分からないですね笑」って言われて3人で笑いながら自動ドアくぐったら、もうドラマの手術室だった!

 

沢山人がいたんだけど、奥に一人だけ手術着が水色じゃなくて白地に花柄の人がいた気がする…多分執刀医的な一番偉いひとだったのかな…挨拶する間もなくベッドの脇に着席させられて、背を向けちゃったのでその後は確認できず。名前を答えた後に上の服を脱いでさっと布をかけられながら手術台へ寝転がり。その後下も全部脱がされ「歯なのにすっぽんぽん…」ってなった。眼鏡も回収されて何も見えなくなった。

 

・手の甲に点滴の針入れる人(言われた通りしっかり痛かった)

・頭に脳は調べるためのベリベリテープ付ける人(言われた通りry)

・足にマッサージ器付けてくれる人

・酸素マスクはめてくれる人

 

などなどみんな必ずやる前に説明してくれたので、「はい。あ、はい」ってずっと頷いてた。「これから少しずつ麻酔入れますね~」って言われた瞬間に頭がグワンっってなる感覚が来て、「絶対ギリギリまで起きててやる…」って思って必死にまばたき。でもその後「いや、白目剥いて寝たら恥ずかしいな、一回とじてみるか」って一瞬目を閉じたら、もう次には終わってた…

 

聞こえますか~終わりましたよ~って声かけられて、意識はあるし「ん~」みたいな返事は出来るものの目は明けられず。ガラガラ~と病室まで運ばれてるのを感じながら(揺れるの気持ち悪いから優しく運転して…)って心の中で思ってた。眼鏡かけてくれて、携帯とナースコールを手元に置いてくれた女神のような看護師さん…👼

 

血圧とか測り終えた頃、薄めも開けられるようになって看護師さんに「今16時半だから、18時までは酸素マスクつけて、19時には起き上がってみましょう~」って言われて時間がわかってありがたかった。「まくら…(ベッド硬い、喉開いて唾溜まるの嫌)」って伝えたら、「呼吸する力が落ちてるから、軌道確保しないといけないから我慢してね~」ってバスタオル畳んだのだけ頭に敷いてくれた。これだけでも全然違って嬉しかった。

 

しばらく(酸素マスク苦しいんですけど...)って思いながら頑張って鼻呼吸→たまに喉に溜まった唾液を飲むを繰り返し。寝転がってるときに唾飲むの、元々へたくそだからこれが辛かった。顔そんなに横向けられないし…そのうち唾液が溜まりすぎて飲み込めなくなってナースコール。携帯に文字を打ち込んで唾が気持ち悪いと伝えると「自分で吸引しましょう~」って吸うチューブ?を設置して電源入れてくれた。最初は上手く吸えたんだけど、途中で詰まり。おっかしいなあって恐る恐る舌を動かして口内を確認したら、ほぼ血餅で口の中大渋滞と判明。それも伝えると「じゃあ一回出しちゃった方が楽かな?出せます?」ってバケツ用意してくれてやっとスッキリ。そのすぐ後に先生が来てくれて、血餅の事を伝えるとぎゅうぎゅうにガーゼ詰めてくれてとまった。代わりにズキズキしたけど。

 

唾液を吸引するついでに酸素マスクはある程度の時間ならつけてなくてもいい事を知ったので、たまに外して新鮮な空気を勝手に吸ってた(笑)そしてここから第二の試練…猛烈にトイレにいきたい。服装はぺらっぺらの赤ちゃんの肌着みたいにスナップボタンのついた服1枚。感覚的にパンツも履いてない。しかもエアコンが25度で頑張って可動してて風が寒い(自分が犯人)。あと30分で起き上がりと言うときについに耐えられずナースコール。「後30分だしトイレ行っちゃいましょうか」って言ってくれるのを信じてたけど、時間をみて「尿瓶にしましょっか」て言われて絶望。

 

セットしてくれて布団も直してくれて、「じゃあ出たらまた呼んでくださいね」っていわれたんだけど、感覚がお布団でおねしょって感じのスタイル過ぎて出したくても何もでなかった( ノД`)  30分トイレの波と眠気の波が交互に来て、5分置きに時計チェック。19時ジャストにナースコールしてすぐ先生呼んでもらって無事トイレにインできました。あぶなかった~~~ゆっくり起き上がってくださいね~って言われてるのに出来る限りササッと起きて、足踏みできますかの問いにサクサク足踏み(っていうかトイレ行きたくて地団駄)した。

 

その後は割りとぐっすり就寝。たまに点滴交換に来てくれる看護師さんに半分寝た状態で受け答えした記憶はあるけど、基本スヤスヤ寝てた。痛みも多少はあったんだけど痛み止め入れて貰ったら何ともないし、無くても最悪我慢できるレベル。思ったよりも術後の経過が良かった。顔はパンッパンだったけど。退院日の翌日に予約してた美容院に「私親知らず抜いて顔パンパンなのですが、髪切って貰えますか」って聞いたくらいには腫れてた。

 

翌日からはご飯もでたし、先生に朝塩水で消毒してもらうくらいで特に問題なし。そのまま予定通り3泊4日で退院できてよかった~

 

 

 

おわり